夢の早期リタイア生活「FIREムーブメント」とは何か？

こんにちは、10年後にFIREを目指す経済ライター・ヒラノです。

リタイアしたい人にとって、FIREムーブメントをきちんと理解すれば目標をしっかり定めて、モチベーションを高め、実際に行動を起こすことにつながります。

知らないままではずっと行動に移せず、このまま人生を変えられないかもしれません。

約10年でFIREを目指す経済ライターのヒラノがFIREについて、情報をコンパクトにまとめましたので、これを見ればFIREとは一体何なのかが理解することができます。

まずはFIREの概要からサクッと見ていきましょう。

FIREって具体的にどんな投資手法なの？

超高速！金融資産形成

こんな若くしてリタイアなんてどういう仕組みなんでしょうか。

FIREの節約をしっかり考えると、こんな感じです。

圧倒的な節約と高収入の本業（本業+副業で高収入もあり）で種銭になるお金を作り、それを全力で投資にぶち込むことで最短期間で増やすという戦略です。

↓こんなイメージ

これを繰り返して、光の速さで大きな金融資産を形成します。

目安は生活費の25倍

金融資産の目標は生活費の25倍を一応の目安にします。25倍の金融資産作った時点でFIRE達成です。

なぜ、25倍かというと、利回りを4％だと想定しているためです。

超高速でリタイアしたあとは、この配当で生活していきます。もう労働する必要ありませんね。

だから「Financial Independence （経済的独立）」なんですね。

4％の根拠は？

なぜ、4%を想定しているのかというと、アメリカの代表的なインデックスS&P500に投資したときの平均的な利回りが7%だからです。

ここから、アメリカの年間のインフレ率3％を差し引いておきます。

もちろん、実際、生活費の25倍だと、生きていくためにカツカツで何があった時に大変なので、生活費ではなく「手取り」の25倍を目標額にしたりしているケースもあります。

FIRE達成した人っているの？

達成した人はこんな人

例えば、代表的な方はブログ「ミスターマネームスタッシュ（Mr Money Mustache）」を運営しているカナダ生まれ米国在住のピーター・アデニーさん。

彼は60万ドル（約6400万円）の金融資産とローン完済済みの家、20万ドル（約2100万円）相当を達成した30歳でリタイアしました。

自分自身の生活やリタイアに向けた方法をブログで発信しています。

生活費は家族で年間270万円だけだそうです。

ピーター・アデニーさん↓英語ですが、「へーこんな人か」と顔だけでも拝んでみてください。

サムネはインタビュアーの女性、ちょっと再生すると出てきます。

このYouTube動画のように様々なメディアで取り上げられ、FIREムーブメントの象徴の様な存在です。

影響は絶大で、多くのフォロワーが生まれました。例えば、オーストラリアでは、レイシー・フィリピッチさん。

彼女は、自分の病気と妹の死をきっかけにFIREに目覚めます。

スピーチ番組で自信の体験を語ってます。これも英語なので、顔をながめるだけ眺めてみてください。

日本にはいるのか？

例えば、2019年10月にリタイアされたことを発表した三菱サラリーマン（ペンネーム　穂高 唯希）さん。

2015年からブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」で早期リタイアについて発信を始め、リタイア時は金融資産だけで約7000万円を超えていらっしゃったとのことです。

すさまじいですね。

階段は資源と階段を使ってトレーニングされていたそうです。

このほかにも、FIRE達成目前の方がツイッター上では何人かいらっしゃいますね。

果たして今からFIREは可能なのか？

いろんなFIREされた方の実例を見てきました。

要は、収入をいかに増やして、貯蓄率（手取りに対する投資の割合）をいかにたかめていけるかがFIREの達成までの時間を左右します。

FIREのはじめ方について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

【初心者向け】仕事を辞めたい！FIRE（早期リタイア）の始め方を解説